ゆとろぐ。

1991年生まれのゆとり世代の雑記ブログ。

スニーカーはコンバースの黒一択。

至高のスニーカー=コンバースの黒。

 歩きやすくて脱げにくい、おろしたてもかっこいいけど擦り切れてきても味がある。老若男女問わず愛されている至高の履物といえば、そう、スニーカーです。
 各人それぞれに好きなメーカー、デザイン、色、諸々あると思いますが、あえて私は主張したい。コンバースの黒こそがスニーカーの頂点、 K I N G O F S N E A K E Rであると……!


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 見るがよい、この見事に履き潰されたコンバースを。「いや、まだまだ履けるでしょ」という声が聞こえそうですが、そうでもありません。


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 ほら、見事にシャーペンが刺さる。まぁ、からっからの快晴なら履けないこともないですが、うっかり水たまりでも踏んだらたいへんなことになるので、ちょっとそろそろ引退どきかなー、と。
 ちなみにこのコンバースの黒、高校時代からついに八足目です。ハイカットを好んで履いてた時期もありましたが、成人して以降はずっとローカット。

 ちょっと履き潰しすぎじゃね? お前毎日同じ靴しか履いてないの? と訝しく思う方もいらっしゃるかもしれませんが、靴底を磨耗させる力というのは生まれ持った一つのパラメーターです。この世の中には《体力:100 知力:100 靴底摩耗力:10》のAさんも居れば、《体力:20 知力:30 靴底摩耗力:120》のBさんも居るんです。

 さすがに十二倍は言い過ぎとしても、靴底の擦り切れ具合って物凄く個人差出ませんか? 私は踵がダメになるタイプなんですが、親指の下の母子球と呼ばれるゾーンからダメになるタイプの人も居たり。靴底は大丈夫なのに何故か靴下ばかり擦り切らせてしまって、しばしば靴下の足の裏側の面がガーゼの如くスケスケ状態になってる友人が居たんですけど、そういう人周囲に居ませんでした?
 後、大学時代ちょっと歩いて歩いて歩き倒す部活に入ってたので、その頃にだいぶ靴底を磨耗したのもあります。
 基本的には穴があいたら都度代替わりして頂いてます。

 

コンバースの黒を選ぶ理由。

 世間の同調圧力に負けないための支えの一つなんです。
 ほら、あるじゃないですか。社会人になったら良いもの着ろとか。靴は革だろとか。時計はブランドとか。
 でも大卒時点ですでに生まれてこの方二十二年、スニーカーと苦楽を共にして生きてきたわけじゃないですか。寝ぼすけの私が、通学時何度も何度も毎日のように電車に乗り遅れそうになりつつも、実際に乗り遅れて遅刻した回数が二桁で済んでいるのは、間違いなくスニーカーのおかげだと思うんですよね。スニーカーには感謝しかない、ほんと。
 だから私は今後アラサーになっても中年になっても熟年になっても杖をついて歩くような年になってもスニーカーを履き続けたいんです。

 ただですね、世間の圧力にはどうにも逆らえないチキンなんです。「初デートでスニーカーとか……財布もバリバリ鳴りだすんじゃない? 大丈夫?」的なこと思われたら……身体の震えが止まらない。
 世間は「成人したら良いもの使え」って言ってるだけなんだから良いスニーカー買ったら? という意見もあるでしょう。しかし、靴底磨耗力120の私には、世間様に誇れるような高級スニーカーはちょっと手が出ません。

 そう、だからこそコンバースの黒なのです。なんせ踵から爪先まで本当に真っ黒なので、目立たない。ついでに汚れも目立たない。そしてどんな服装にでも合う。そして良心的価格。
 そう、たとえば、ちょうど今月から就活が解禁になり履き慣れない革靴に四苦八苦するリクルートスーツを着た学生の方々。真っ黒のコンバースなら真っ黒のリクルートスーツにもばっちり馴染んで目立たないので面接の印象もばっちり!(ごめんなさい)(目立ちます)(面接は革靴でお願いします)

 何が言いたいかというと、印象に残らなければ、存在を無にしてしまえば、同調圧力の標的になることはないのです! 黒は忍の色なのです!

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 あ、勿論新しいの買いました。九代目のコンバースの黒です。これで私はこれからも世間の目を避けて忍びながら歩んでいきます。

 

※ この記事は独断と偏見とノリで書きました。真のスニーカー愛好家の皆様ごめんなさい。ただ、コンバースの黒が大好きなのは本当です。後、すり足の改善法知ってる方がいらっしゃれば御指南下さい。