【瀬戸内海】夏なので空と海の写真をUPする。
今年の夏は瀬戸内海をぐるりと回る旅行に行ってきました。大阪→広島→愛媛→大分と行って、最後はフェリーで真っ直ぐ大阪に戻るルートです。
広島では大久野島を往復する際に客船に乗り、愛媛から大分に渡る際に国道九四フェリーに乗り、大分から大阪に帰る際にフェリーさんふらわあ号に乗り、と、ひたすらに海に揺られてきました。陸路ではバスや車を利用しましたが、瀬戸内海が見えない道が珍しいほど、とにかく海に臨む旅でした。
おかげさまで、帰宅した私のカメラのSDカードの中には青色の写真ばかりです。
今年の夏休みの〆として、瀬戸内海で撮った空と海の写真を並べておこうと思います。ちなみに上の一枚は、国道九四フェリーで撮ったものです。
【広島】大久野島
うさぎ島として有名な広島の大久野島で撮りました。全長4.3kmほどの小さな島で、本州や近くの島があちこちに臨めます。
雲の多い日で、うさぎ達は暑さにややぐったりしていました。
【広島→愛媛】しまなみ海道
本州と四国を結ぶしまなみ海道は、道中どこまでも続く絶景です。ドライブしてたらよそ見してしまいそうです。バイクで駆け抜けたら爽快だろうな、と思いました。
【愛媛→大分】国道九四フェリー
島すら見えない水平線です。
なんとこの島、綾辻行人『十角館の殺人』の舞台となった無人島のモデルとなった島です。大分県の高島です。何も知らずに船に乗って、たまたまGoogleで調べたら出てきたので、かなり興奮しました。小説の通り無人島だそうですが、春から夏にかけて観光船が出ており、実際に島に降り立つこともできるようです。ウミネコウォッチングができるとか。
55mmのレンズでトリミングなしの写真です。肉眼でこのぐらいの大きさで見ることができる近さを通りました。
【大分→大阪】フェリーさんふらわあ号
船中で一泊している間に瀬戸内海を横断して大分別府から大阪に渡航する、フェリーさんふらわあ号での一枚です。船から見る夜の海は真っ暗です。この日は曇だったので星すら見えません。月だけが眩いぐらいに光って薄く水面を照らします。
さんふらわあ号には何度かお世話になっているのですが、ものすごく快適です。なんと船内に銭湯があり、夜と朝に入浴することができます。レストランも売店もあります。ロビーでは大体何かちょっとした催し物があり、今回は怪しい仮面のジャグリング師が来てました。
よく晴れた晩ならラウンジで満点の星を見上げることもできます。十五夜を狙って乗るのも面白そうです。
時期によって変動がありますが、今回は大分別府から大阪まで7600円でした。狭い雑魚寝ですが、夜行バスの百倍快適かつ安いです。どうやら、なるべく異性が隣同士にならないような配慮もあるようです。大阪-大分間で利用するなら一番おすすめの交通機関だったりします。
ぐるり瀬戸内海を回る旅でした。
海と空はいつまで見てても飽きないものです。道中も思い出に変わる海沿いの旅、どうぞ皆さまも検討してみて下さい。