ゆとろぐ。

1991年生まれのゆとり世代の雑記ブログ。

iPhone 7 Plusのデュアルカメラの性能の凄さを超絶柔らかく解説する。 

iPhone 7 Plusのカメラスペック

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12MP広角カメラと12MP望遠カメラ
広角:ƒ/1.8の開口部
望遠:ƒ/2.8の開口部
2倍光学ズーム、最大10倍のデジタルズーム(画像共にApple公式HPより)

 

「12MP」について

 ここはiPhone 6sと数字は一緒です。
  12MP(12メガピクセル)というのは画素数のこと。画質の良し悪しに影響を与えます。1200万画素です。最近のデジカメで1200万画素-2200万画素ぐらいが定番(たまに3000万画素超えとかあるけど)なので、ケータイカメラとしては充分以上です。
 ちなみに最新のXperiaとか2300万画素あるらしいです。
 が、実は画素数と映りの良さは必ずしも完全に比例はしなくて、そのカメラそのものの機能バランスの問題だったりします。画素数の高いカメラの方が撮ってみたら画質悪いじゃんみたいなのはあるあるです。他に色々優先させることもあるだろうし12MPでほんと充分というのが個人的意見。
 なお、12MP広角レンズはiPhone 6s世代からの搭載です。iPhone 6では8MPだったので、さすがにiPhone 6とiPhone 6sでは大きな差があったなという印象です。

 

「f/1.8」について

 iPhone 6sはf/2.2だったのでかなり明るくなってます!
 f/1.8(f値1.8)とは明るさのことです。数字がちっちゃければちっちゃいほど明るい(光の取り込み量が多い)です。明るいとよくぼけたり、暗いところの撮影でも頑張って画質を維持してくれたりします。ちなみにカメラ的に言う「暗いところ」ってどんな状況かというと、夕方の東側の空間からすでに暗いです。曇りの日も暗いです。部屋の中も暗いです。晴れ以外は暗いぐらいの勢いです。なので、レンズの明るさの与える画質への影響、大抵のシチュエーションでめっちゃくちゃでかい。個人的には画素数よりこっちの数字を重視したいです。
 ついに2.0切ったか‼︎ 感がすごいです。
 Androidスマホではちょいちょいf/1.8出てたのですが、ついにiPhoneも……! カメラではAndroidの方が……みたいな世論をぶった切りにきてる感が凄いです。カメラでも最高を届けにきてくれています。iPhone最高。
 私が持ってる一眼レフの一番明るいレンズと同じスペックです。iPhoneも欲しくなってきたし新しいレンズも欲しくなってきました。物欲。

 

「広角」と「望遠」のデュアルカメラ搭載について

 こ れ が 一 番 熱 い 。ちなみに7 Plusのみの搭載です。
 広角レンズとは広く景色を写せるレンズのことです。風景写真とか見てて「まあなんて広々とした美しい風景!」って感じたり、マンションの室内風景写真とか見てて「まあなんて広々とした美しい部屋!」って感じたりしたときは大体広角レンズマジックです。
 中心側がぎゅっと凝縮されて、その分外側が、実際は写り切らないって範囲まで広々と入ってくれます。例えば、スマホでは食事の写真を撮る人が多いと思うのですが、座ったままで食事の全体像が写ってくれますよね? あれは広角レンズだから成し得る技です。本来であれば、座ったままでスマホ程度の画面の大きさに食事の全体像が収まり切ることはありません。試しに、食事時に座ったまま手でスマホ程度の長方形を作って目の前に持ってきてみて下さい。収まってくれるのは精々ご飯茶碗かマグカップぐらいなはず。
 スマホのほとんどはこの広角レンズを採用しています。(というか私の知る限りでは望遠レンズ搭載スマホなんて聞いたことがないです……Androidで実は出てた! みたいなことあるんでしょうか)食事とか風景とか撮ることが多いですからね。
 が、実はこの広角レンズ、ケータイのカメラとしては 致 命 的 な 欠 点 がありました。

 顔 が 歪 む 。

 そう、顔が歪みます。
 繰り返しますが、広角レンズは中心側がぎゅっと凝縮されて、その分広々と写真に収めることができるものです。人間の本来の視界とは全然違う収まり方になります。顔だけでなく、何を写してもそうです。
 ただ、人間の写真、それも顔の写真撮ってるときはこれが致命的になります。違和感凄いです。アップの横顔とかひっどい写りになります。集合写真の端っこの人達とかも大概な写りになります。こんなに顔でかくないから‼︎ ってなります。これが原因でケータイの写真に写りたくなかった人達は多いはず。

 対して、望遠レンズは人を綺麗に写します。
 人間の視界で見たときと、ほぼ同じイメージで写ってくれます。魅力的な人間の表情を美しいままで撮ってくれます。
 発表を見た感じだけだと画角がどうなってるかとか操作がどうなってるかとかはっきりとはわからないです。が、たぶんワンタッチで広角と望遠の切り替え(ワンタッチで光学2倍ズーム)してるっぽいので、おそらく風景撮りには広角、人物撮りには望遠という使い分けがこっちの意図通りにできる、はず。

 デュアルカメラによって、よりピントが正確になるとかより美しくボケるとかより画質を維持してズームできるとか、メリットはいーっぱいあるのですが、私的にはポートレートが綺麗に撮れる」が最も素晴らしい点だと思います。

 

まとめ

 iPhone 6sが出たときにはLive Photoに興奮しました。人がカメラを見てにっこり若いかけるあの瞬間が撮れるって凄い‼︎ リアルハリーポッターの世界がここに‼︎ って感動しました。
 そのときも感じましたし、今回の望遠レンズ導入でも感じたのですが、iPhoneは何よりも人を美しく撮るためのカメラに進化したいのかもしれません。

 ぶっちゃけ画質や画角は実機触ってみないとわからん、ってところが大きいので、店頭に並び始めたら触ってみて追記します‼︎ もし変なこと書いてしまってたらそのときにまとめて修正かけます!

 とりあえず興奮を字に起こせて落ち着いたので会社行ってきます。
 おわりっ。