ゆとろぐ。

1991年生まれのゆとり世代の雑記ブログ。

【奈良】燈花会で鹿に和んできた。

奈良の燈花会(とうかえ)に行ってきた!

 燈花会とは毎年奈良公園でお盆の時期に十日間開催される、和風キャンドルナイトです。2016年度は8/5(金)-8/14(日)の19:00-21:45が灯火期間です。明日明後日が一番盛況なのかなと思います。私は十日の晩に行って参りました。

 ぬくもり溢れる蝋燭の灯りが芝生と観光客と 鹿 を柔らかく照らし出すイベントです。鹿めっちゃ居ます。
 うっかり露店で鹿せんべいを買った家族連れが群れに埋もれてました。浴衣のお嬢さん方は蝋燭ほっぽって鹿と記念写真撮影してました。外国人観光客が「Oh!」「Huuu!」って映画の中のような感嘆符をもらしながら喜色満面で鹿激写してたのも印象的でした。さすが鹿の楽園奈良。
 使用されている蝋燭もうっかり鹿が食べても大丈夫なバーム油脂で出来ているそうです。鹿と人間の共存具合が凄いです。割と近県で大阪からのアクセスも良いので勝手に親近感を持っていましたが、鹿が放牧されまくっているという一点で異国の地の風情が醸し出されまくってました。
 そういうわけで鹿の写真も勿論撮ってきたのですが、鹿可愛いですね! 顔が! そしてお尻が‼︎ 交通ルールのわからないまあまあでかい立派な角付きの生物が檻も柵もない中放し飼いで厚遇されているのは、性格が温厚なのもあるかもしれませんが、一番は愛くるしさの勝利なんだと思います。

 勿論鹿以外にもたくさん見どころや楽しみどころに溢れるイベントだったので、是非一度期間中に足を運んでもらいたいなと考えてます。というわけで、撮ってきた写真を並べます!

幻想的な風景の数々。

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 写真じゃ伝わりづらいですが、蝋燭の光は風でちらちらとゆらぐので、本当に幻想的でずっと見てても飽きません。是非直接行って見てほしいです。

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 件の鹿です。可愛いです。無我夢中で芝生食ってました。人に慣れているので撫でても意にも介さない感じでした。割とごわっとした毛ですが、体温がぬくくて手を当ててるだけでも気持ちよかったです。

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 ほとんどは円筒型の容器に入った蝋燭なのですが、たまにぼんぼりがあったり石細工があったりして目に楽しいです。

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 私が行った日はインド古典バンスリなるもののライブが開催されていました。どこか静けさのある音色で、凄く風情がありました。
 

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 こういうのもあったり。イラストの素朴さが奈良っぽくて良いですね。

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 世界遺産ブラザーズ。迫力凄かったです。

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 一客一燈という自分達で蝋燭を買っておいていいコーナーもありまして、きっとカップルが置いたに違いないこんな可愛らしいハートが二つ。……え、えぐられる。

 ちなみに、道中夜店もたくさん出ていました。メイン会場には何とスタバの出店があって長蛇の列が出来ていました。
 私は苺飴とわらび餅を食べました。夜店といえば苺飴ですよね! 苺飴の熱が通った苺のジューシーさはほんとたまりません。わらび餅ももっちもちのコシがある食感で美味しかったです。
 花も大事ですが団子も大事ということで、燈花会に行くときは夜店で食べ歩きも是非楽しんで下さい。

 

燈花会に行こう。

" 夏のお花見をごゆっくり "

" 花束にしたくなるような、夜が来る。"

" 「あたたかい」という、納涼です。"  奈良燈花会歴代キャッチコピーより 

 私はどうにも近寄り癖があるようで撮れてないですが、やっぱり公園いっぱいに蝋燭が散らばっている風景が壮観でした。何だか星空の中を歩いているような気分になれます。
 なかなか広い会場で、全部回ると二時間以上ゆうにかかりますが、景色のおかげか夢見心地でそんなに時間が経っている気がしませんでした。帰りの電車で足ぱんぱんにして結構歩いてたことにようやく気付く感じです。

 実際に赴かないと感じ取れないような空気感のあるイベントなので、是非、一度立ち寄ってほしいなと思います。
 おしまい。